薬剤師ならなれる自衛隊薬務官の仕事:薬剤師転職navi |
薬剤師の人はいろいろな施設、組織で働いていますが、特に珍しい職場だと自衛隊というものもあります。
自衛隊は誰もが知る組織で、海上自衛隊、陸上自衛隊、航空自衛隊がありますが、そのすべての自衛隊薬務官がいます。
自衛隊幹部候補生を目指す必要があるので、専門の学校に一定期間通う必要があるでしょう。
希望すると誰でも入れるというわけではないので難易度は高いかもしれませんが、自衛隊と薬剤師の両方に憧れている人にとっては天職でしょう。
そのうえ年齢制限もあり、20歳から28歳未満(場合によっては26歳未満)などとさまざまで、自衛隊の薬務官を目指したいのであれば早く決断しなくてはいけません。
またその他細かい募集要項も多数あるため、自分に合っているかをチェックしなくてはいけません。
薬剤師としての業務のみを行うわけではないので、自衛隊員として訓練に参加することもあるでしょうし、多数いる自衛官の健康状態を良好に維持するというのも業務のひとつです。
そして自衛隊内でも当然医薬品を取り扱っているのでその管理もしなくてはいけません。
特別職国家公務員という扱いになるので、かなり安定はしていますが、大変さも付きまとうことでしょう。
しかし普通では体験できないような独特な経験も多数積むことができるにもメリットかもしれません。
今働いている仕事を辞めて自衛隊の薬務官になる、というのであれば、年齢制限もあるので素早く決めなくてはいけません。
そして自衛隊で働いている間は訓練もするので、その件についても考慮して、本当に薬務官を目指すべきかを考えることが大事です。
信じられないくらいのやりがいを感じることもでき、例えば大きな地震などが起こった際には現地に赴いてその場で薬品の調合や提供なども行うことでしょう。
もちろん年収面も高めに設定されていますし、福利厚生面もかなり良いと言える設定が為されています。
薬剤師が就く仕事は数あれど、自衛隊薬務官ほど、向き不向きの問題がある職場はないかもしれません。
採用人数はそれほど多くはないので狭き門でしょうが、国民のために、自衛隊員のために薬剤師として働きたいというのであれば、まさに自衛隊薬務官は理想的な職種だと思われます。
他人のために何かをしたいという人にもおすすめですし、自衛隊では訓練も行いますので、自分自身を鍛え上げたいと考えている場合にも良さそうです。
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