漢方薬を扱うのに有利な漢方薬・生薬認定薬剤師の資格:薬剤師転職navi |
薬剤師は読んで字のごとく薬の関する資格ですが、主に西洋医学による薬剤が大半です。
しかし漢方薬や生薬が人間にとって必要不可欠なことは常識化しています。
植物など自然の物からできている漢方薬・生薬は副作用も少なく、健康な人でも健康増進のために好んで服用している人も増えてきました。
このように漢方薬や生薬は今人気が高まっていますが、薬剤師の知識がその需要に追いついていないというのが現状ではないでしょうか。
そういった状況を打開するために、漢方薬と生薬の専門知識を修得し、その能力と適性を持っている薬剤師であると認定する漢方薬・生薬認定薬剤師という資格が作られました。
この資格を取得するには研修を受けなければなりませんが、そのなかで自然と知識は身についていきますし、薬だけではなくて東洋医学自体にも詳しくなっていきます。
最近は漢方薬や生薬を取り扱っているドラッグストアや専門で販売している薬局も出てきています。
このような自然由来の薬は、これからどんどん人気が高まると考えられるため、漢方薬・生薬認定薬剤師の資格はかなりおすすめできるものと言えるでしょう。
漢方薬・生薬認定薬剤師の試験は試問に挑戦して合格しなくてはいけません。
しかし誰もが受けられるわけではありませんが、その受験資格自体は簡単に得られます。
試問に挑戦する前には決められている研修会に参加することになるでしょうから、生薬や和漢など多種多様なことを学べます。
漢方薬・生薬認定薬剤師の資格を取得したとしても、ずっと有効なわけではなく、期間は3年間となっていますので、更新するのですが、その際には研修を受け30単位を取得しなければなりません。
薬剤師の中にも新たな知識を身に着けるために漢方薬・生薬認定薬剤師の資格取得に臨むケースが多く、恐らく今後はこれまで以上の取得希望者が現れることでしょう。
漢方薬・生薬認定薬剤師になると認定証が発行されますし、希望すると顔写真入りのIDカードも発行してもらえます。
それを提示することによって、漢方や生薬の専門家だということを示せるので、患者さん側も安心できるでしょう。
漢方薬などは有効活用をすることによって、様々な可能性を秘めています。
せっかく優秀な薬があるので、それをしっかりと活用しないともったいないですから、それについてもアピールしたいです。
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