ママ薬剤師が気にするべき転職先のポイント｜薬剤師の転職・求人なら薬剤師転職navi

ママ薬剤師にとって、職場が子育てをサポートしてくれるかどうかというのは死活問題です。しかし、求人情報の何を気にして転職活動をすれば良いかと言うのは簡単にはわからない難しいポイント。

そこで、ママ薬剤師が見ておくべき求人情報のポイントをまとめてみました。

まずは、「産休・育休」についてです。労働基準法で義務付けられている制度ですが、実際に行われているかどうかで、その会社が子育てを支援する体制ができているのか把握できます。求人情報に、産休や育休について何らかの言及がなされているか確認しましょう。何もなかった場合は、要注意です。書いてないからと言って、劣悪な環境だとは限りませんが、「産休育休取得実績あり」と書いてあるのに実際には取得できるような環境ではないような場合、求人に虚偽の記載をしていた事になるので、求人を掲載している企業や転職コンサルタントから目を付けられることになります。一度目を付けられると新しい求人を載せにくくなるので、少なくとも何らかの言及がされているなら「ある程度は」信頼できます。

「託児所の有無」も要チェックです。これに関しては、虚偽記載などは出来ませんので有ると記載してあるのなら大丈夫でしょう。ただ、職員と利用者の共用の場合、職員が使える時間やタイミングに制限がある可能性もあるので調べておきましょう。

パートや派遣だとあまりないとは思いますが、「転勤なし」というのも重要な条件です。転勤となれば、子供を預ける保育所や学校も変えることになり、子供の周囲の環境が一変するのは、子供にとってあまり良い事ではありません。避けられるなら避けておきたいところです。

また、有給や休みの取りやすさ、土日の休日の有無なども気にしておきたいところです。子供が病気になれば休みが必要になりますし、子供の行事で有給を取る必要も出てくるでしょう。そして、学校が休みになるような土日はできれば仕事を休んで子供と一緒にいたいですから。シフト制を採用しているところは、自由に時間を決められる一方で土日も仕事がある職場ということになりますので、土日も出なければ行けない様なケースもあります。予め聞いておきましょう。

これらのポイントを見るだけでも、ある程度働きやすさは分かりますが、最近では最初から「ママ薬剤師優遇」を謳った求人も増えてきています。

ママ薬剤師の多くが、子育てのために仕事がしにくくなっている薬剤師で、働いていないけど実は優秀というケースが多いです。そう言った薬剤師を採用したい会社側が、積極的にママ薬剤師を優遇するようになってきています。