「子どもが急に熱が出て、仕事に影響がでた」と働くママ薬剤師ならそんな経験もあることでしょう。そんな時は、やはり仕事を休むことになるのかもしれません。しかし、子どもが急病になって困る前に、事前にどんな対策ができるでしょうか?
ここでは、様々な視点からできる対策をお伝えいたします。もちろん、それぞれの薬局、ドラッグストア、病院、職場で違いがあると思いますので、あなたの状況に合わせて考えてみてください。
まずは、自分の周りで対処できないかを考えていきましょう。例えば、旦那さんの協力はどうでしょうか?例えば、週の2回は旦那さんが定時で仕事を終わるようにしてもらい、子どもの世話をするなどです。最近ではイクメンパパという言葉があるように、男性が育児に積極的な場合もありますし、旦那さんの職場でも男性が子どもの世話をするということも理解されやすいのではないでしょうか。
また、実家のお母さんやお父さんや旦那さん側のお義母さんやお義父さんに協力してもらうのも、検討してみましょう。
育児の援助を受けたい人と援助を行いたい人とを結ぶ厚生労働省主導の会員制度の事業で、各自治体で行なわれています。(すべての自治体ではないので、あなたが住んでいる自治体に確認してください。)
このサービスを利用するためには、事前に会員登録する必要があります。援助してくれる内容は、保育施設(保育園・幼稚園・小学校・放課後クラブ)の送り迎えや、休みの日や一時的な子どもの預かりなどがあります。
基本的に宿泊を伴う援助はできないようです。自治体によって事業の内容が多少異なるので、事前に確認してください。
託児所やキッズルームを活用することも検討してみるのもよいでしょう。また、平日や休日の時間に加え、深夜や宿泊のサービスを提供していることもありますし、不規則な時間に対して融通が効くこともあるでしょう。
料金との兼ね合いもありますので、上手く活用していきましょう。万が一の怪我に対応する保険を託児所・キッズルームが加入しているかも確認してください。
もちろん、普段の子どもの体調管理をきめ細かくすることで、病気の予防ができます。栄養のバランスがとれた食事、十分な睡眠、入浴、適切な運動・体力づくりなど日頃からの生活をしっかりケアすることで、病気を未然に防ぐことができます。
また、風邪などの初期症状がみつかれば、悪化する前にすぐに病院に行き、医師に相談してみましょう。