子育てママ薬剤師の転職活動レポート
ここでは、子育てママ薬剤師としてがんばっている女性を取り上げて紹介しています。


【大手の薬局で子育てママ薬剤師として働いています。】
島田浩子(39歳)薬剤師

私は調剤薬局で管理薬剤師として勤務していた時に最初の出産をしました。その際に産休、育休制度を利用しました。

大手の調剤薬局だったため、関東にたくさんの店舗があり、育児休暇後の復帰は自宅に近い店舗に異動してもらい、子供は保育園に預けています。

そして、育児休暇後は、時短勤務の制度を利用して、正社員として勤務しています。

産休・育休を取得した時の職場の反応は意外と丁寧
会社自体が産休に理解のある職場だったのが大きかったようで、総務、人事の人も丁寧に説明をしてくれました。やはり、会社のバックアップがしっかりしていることがとても大きかったです。周りの同僚もその制度を使っていたこともあって、産休を取りやすかったです。「おめでとう」といってくれた同僚もいました。


ママ薬剤師としての仕事
子育てをしていると、どうしても子供が急に熱が出したりしてしまうことがあります。遅刻をしたり、早く帰ったりする必要があるのですが、その点でも理解があり、「●●さん、心配だから早く帰ってあげてね」と子供を気に掛けてくれ助かります。


転職するママへのアドバイス
転職する際には、産休や育休の制度をしっかり確認することが大切です。また制度があっても実際には利用されていないこともありますので、本当に利用されているかを求人や面接の時に面接担当者に確認したほうがいいでしょう。

求人案件の探し方は、ハローワークでも良いですが、やはり今はインターネットの転職サイトを使った方がスムーズに見つかると思います。


【転職サイトを上手く活用】
江藤祐子さん(35歳)薬剤師

産休・育休が整っていない会社を退職
私は、大学を卒業したあと、中堅のドラッグストアで薬剤師として働き始めました。毎日忙しくも充実した日々を送っていました。職場には勉強熱心な同僚がいて、良い刺激をもらっていました。31歳で結婚した私はそのドラッグストアを退職することにしました。その理由は、産休や育休の制度を使う事をあまり良しとしない雰囲気があったためです。出産後も薬剤師として働きたいと思っていたので、妊娠を機に辞めたのです。

初めて薬剤師転職サイトを利用
その後、出産を経験し、少し落ち着いたところで、再就職を目指すことにしました。しかし私は、初めての転職活動でその活動の仕方がわかりませんでした。友人に相談したところ、「今の時代は、薬剤師専用の転職サイトがあるからそれを使って求人を探した方がいいよ。」といわれ、「薬剤師 転職」「薬剤師 求人」と検索サイトで探したのでした。どのサイトも一緒のような感じがしていましたが、ちゃんと見るとそれぞれに違いがありました。とにかく求人数が多いサイト、コンサルタントの人と直接会って話ができるサイト、求人票には書けない詳細な情報を電話で聞けるサイトなどがありました。

転職するママへのアドバイス
転職サイトによって本当にサービス内容が違います。早く応募するように迫ってくるコンサルタントの人もいるので注意も必要ですが、大体の場合は親身になってサポートしてくれます。絶対に外せない条件をしっかり伝えることで、条件に合った求人票を提示してくれます。ほとんどの場合は無料ですが、念のため、サービスを利用する場合は、そのサービスが無料であるかを確認したほうがいいですね。

育児休暇の制度が整っている会社であれば、ママ薬剤師にも優しく、働きやすいとある程度判断できます。収入金額を下げずに、働く時間に融通が利く職場もあるので、あきらめずに探してほしいです。自分の条件に合う仕事を見つけられれば、子供も旦那さんもハッピーになれますよ。


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