薬剤師という資格を持っているのだからそれを活かしたい。
でもドラッグストアや病院での仕事は向かない…と感じている人も多いでしょう。
実際に薬剤師資格を保有していながら薬局や病院以外で働いている人も数多く見かけます。
しかしせっかくですから薬剤師という資格も活かしたいところですが、食品会社でも薬剤師の資格を活かすことができます。
具体的に食品会社で行う仕事内容にはいろいろありますが、一番重要なのは販売する食品が本当に安全かどうか、危険性がないかをチェックすることです。
稀に販売している食品に問題があったと騒がれることがありますが、企業は信頼を落とし大ダメージを受けますし、場合によっては金銭的な損害も莫大なものになるでしょう。
それを防ぐために、薬剤師などがきちんと検査を行うのです。
加えて今販売されているものの多くには、食品添加物が使用されています。
これについて分析をしたり調査をすることになるのですが、これも新しい食品の開発には必要不可欠なことです。
そして場合によっては、食品を作るうえである意味一番重要性が高いともいえる「味」についても研究をすることになるでしょう。
なかなか体験できることではないので、食品会社での薬剤師ならではだと言えるでしょう。