転職時、店舗指定できる薬局・できない薬局:薬剤師転職navi |
薬剤師の転職、配属先店舗って自分で選べないの?
どこに就職や転職するにしろ、勤務地というのは働く上で重視したいポイントの一つですよね。
給与面の待遇が良いけれど、異動あり店舗指定できないとなれば応募するのも躊躇してしまう場合もありますし、一定の場所で働きたい方にとっては悩ましいものでしょう。
やはり自宅から近い職場の方が、時間的な余裕も生まれますし、あるいは服薬指導等の時に地域ネタで患者さんとの話が盛り上がり、いつも薬局を利用してもう動機になるかもしれません。
では就職や転職する際に配属される店舗を、あなたの希望通りに決めてもらう事は出来るのでしょうか?
配属店舗の指定が出来るケースとは?
これはいわゆる中小企業が経営する薬局に多い様な気がします。
経営している店舗数が少ないのもありますが、募集自体を店舗指定で出している事があります。
この様に最初から配属先を表記して募集をかける事で、入社後のトラブルを避ける目的があるのではないでしょうか。
この場合は、その店舗で働きたい方が応募してくるでしょうから、配属先で揉める事もなさそうですね。
また、別のケースでは、募集要項の中に配属先の希望に応じると明言されている場合もあります。やはり勤務地を重視して選ぶ薬剤師さんは多くいらっしゃるので、そういった「希望が通りますよ。」というのを会社の特徴やウリにして、求人を出しているケースです。
この場合は、面接時にあなたが希望している店舗を指定する事で、希望店舗に配属されるという流れになるのが普通です。
また、研修制度をとっている会社は今では数多くありますが、その場合は数ヶ月間だけ研修で使っている薬局に一時的に配属されて、研修が終わり次第希望店舗に配属されるという流れになることもあります。
もし初期の研修がある場合は、研修場所についても聞いてみる必要があるかもしれませんね。あとで、「話が違う。」なんて事にならないようにこの点に気をつけておいて損はないでしょう。
配属店舗の指定が出来ないケースとは?
いわゆる大企業が経営する薬局に多いケースではないでしょうか。
経営する店舗が多いという事は、それだけ雇っている薬剤師数も多いという事です。
勤めている人が多ければ、それだけ入社や退社で人の出入りも多くなると考えるのが普通ですよね。特に薬剤師さんは女性の多い職業ですから、結婚や妊娠を期に退職をしたり、一時的に休職をするなんて事も多いと思います。
そういった人員の流動性が高い職場では、配属先がなかなか希望通りにいかない場合が多くあるようなので、注意が必要かもしれません。
面接時にはあなたが希望する店舗に配属される事となったが、別の店舗で欠員が出た場合に急遽配属先が変わってしまうなんて事もよく聞こえてくる話です。
大きな会社は安定感という意味では中小企業に比べればあるのかもしれませんが、他の店舗で欠員が出た場合に週何日かヘルプに行かされる様になったり、店舗異動になったりする事があるようですから、配属店舗の希望が通らない事も理解しておかなければならないでしょう。
またドラッグストアでも、配属店舗の希望が通らない事はあるようです。
たとえば、自宅の近くの大型ドラッグストアで薬剤師を募集しているので、そこで働きたいと思って応募してみたところ、違う店舗に配属されるというように。
このケースでは、研修と似た様なものですが仕事を一人前にこなせる様になってもらうという理由があるようです。ドラッグストアでは、店舗にいる薬剤師数は少なく調剤室がないような店舗では1人しか薬剤師がいないという事も多いものです。
大型店舗の場合ですと、扱う商品も数多くなって来てしまうので、まず駅前にあるような小型店舗で接客の応対と商品に対する知識を学んでもらうという目的があるようです。
ですから、そういった小型店舗で約1年程度は働くことが研修代わりとして、プログラムに組み込まれてしまっていることもあるので、事前に確認が必要です。
そして、問題ないと認められた時に晴れて希望の大型店舗へ異動となるという訳です。
ドラッグストアへの転職については、こちらも参考にしてみてください。
『初めてのドラッグ勤務、就職・転職前に知っておくべき事』
配属店舗に悩むのは正社員のみ?
こういった配属店舗の指定ですが、パート薬剤師には当てはまらない事が殆どです。
よく考えてみれば、パートは空き時間に働く事を目的に出てくる訳ですから、近隣の希望店舗以外では働く気にはならないですよね。
ですから、パートで働く場合、配属店舗は指定できるものと思って問題ないでしょう。
希望店舗が薬剤師過剰だったら不採用という形にはなるのかも知れませんが、そもそもその場合、薬剤師を募集していることはまれだと思いますが。
また募集によっては、正社員雇用でも全国勤務可能・地域勤務希望といったように区別して雇っている会社もあります。
もちろん全国勤務可能な薬剤師の方が、昇給・昇進には有利という事になっています。
どうしても転勤が嫌だと思っておられるのならば、給与面で妥協する必要があるのもまた避けられない事実なのです。
自宅から近い店舗に希望通り配属されたいというのは多くの人が思っている事です。
しかし、実際に配属店舗の希望が全て通らないというのもまた事実だったりします。
どうしても配属先を希望通りにしたいのならば、応募の内容をよく読み、勤務地希望可能と書いてあるか、あるいは地域勤務希望体制を取っているのかどうかというのをチェックしておきましょう。そして、実際に就職や転職の際には、雇用条件や労働契約書にそのことがしっかりと明記されているかも確認しておいたほうがよいでしょう。
また、転職エージェントを利用する場合は、彼らにそういった事を話しておく事で、希望に添った案件を紹介してくれる事でしょう。
配属後に遠くへ異動なってしまった・・・どうしよう・・・?
という方は、こちらも合わせて読んでみてはいかがでしょうか。
『薬剤師の異動を拒否する方法について』