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薬剤師の年収ランキング 大企業編:薬剤師転職navi


調剤薬局に優劣はあるのか?
昨今では、大企業と言えども倒産のリスクを抱える事もあり、昔程大企業に対する安心感というのは薄れて来ているような感じがあるのではないでしょうか。

しかし、やはり零細企業に勤めるよりは上場企業の方が安定度は高いですし、将来的な事を考えると上場企業を選ぶ方も一定数でいらっしゃるかと思います。そこで、薬剤師さんが働く会社の中でも、上場している企業など大企業を中心に年収を比較しながら整理していきたいと思います。

一つだけ先に注意点を挙げておきますと、下記に記載のある情報はあくまでも外部に公表されている平均的な統計情報の一つです。例外となる個別ケースはたくさんありますので、その点を頭の片隅に入れてお読みください。



■日本調剤の年収
日本調剤の平均年収は平成24年度で、約554万円となっています。
新卒の初任給は、月給にして25?31万円となっています。(薬剤師手当等含)

数字だけ見ると、一般的な薬局の平均とほぼ同等と言えるでしょう。しかし、会社の規模に対して薬剤師に与えられる年収は少し低めという意見も一部であります。その理由の一つが役員報酬の高さがあるかもしれません。このコラムで、そのことについての良し悪しを言うつもりはありませんが、一つの参考記事として、社長の給与が高く勤務している薬剤師の給与の比率が低いということが記事にも書かれたことがあるということは知っておいて、損はありません。(決して、URL先の記事を支持している訳でありませんので、その点はご注意下さい。)

・日本調剤 社長は業界トップの高額報酬だが薬剤師は他社に劣る年収
http://medical-confidential.com/confidential/2011/04/post-227.html

また、日本調剤で働かれている従業員(薬剤師も含めて)数は年々増加しています。これは調剤事業だけではなく、製薬や派遣などの事業も幅広くやっており、成長力がある会社という一つの裏づけなのではないでしょうか。一般的な薬剤師として終わるのならば、よくある薬剤師の収入で終わってしまいますが、他のキャリアも幅広く可能性があることは、日本調剤の一つの魅力かもしれません。



■アインファーマシーズの年収
アインファーマシーズの平均年収は、平成24年度で約431万円となっています。
新卒初任給は24?29万円となっています。日本調剤よりも平均年収は低いと数字を見ても分かりますね。実際に、アインファーマシーズで働いていた薬剤師さんに話を聞いてみると、「平社員では給料が他と比べて低い。」、「友人と給料の話をしても、自分が低い事が多い。」と言われる方がちらほらいらっしゃいました。

管理薬剤師などのポスト職に就く事ができれば、収入も上がって行く様ですが狭き門である以上、給与に大きな期待は持ちにくい会社の一つかもしれません。しかし、店舗数も日本で1、2を争うほど多く、年間売上高も高く、さらに従業員数は増加傾向にあるので、先行きが不安という会社ではないことはお分かり頂けるのではないでしょうか。安定志向ならば、多少の給与の低さも目をつぶっても大きなメリットと言えると思います。



■クラフトの年収
クラフトの平均年収は、約488万円となっています。
新卒初任給は25?32万円と幅の広いものとなっています。
しかし、院卒で相当なキャリアでないと、新卒で30万円以上は難しいかもしれません。
給与に関しては、アインファーマシーズと同じく不満を抱える方はいらっしゃるものの、残業代がきちんと出る事や、賞与も悪くないという事を評価している方もいらっしゃいます。また、福利厚生もしっかりしているのも特徴の一つですね。

ちなみに給与が低いといっても、キャリアのある薬剤師さんは高く評価される傾向にあります。ですので、中途で転職した方の中には、前職より大幅に給与がアップした事例も実は多くあります。中途での給与アップを狙う場合は、個人で交渉するには難易度が高いですので、転職コンサルタントの力を利用した方が良いでしょう。ご自身で積極的に年収交渉することももちろんできますが、転職後に働きづらくなることもあるので、交渉事については「餅は餅屋」に任せるべきです。相手の事情を深く知らなくては、できる交渉も上手く纏まりません。



■総合メディカルの年収
総合メディカルの平均年収は、平成24年度で約442万円となっています。
新卒初任給は、23?34万円と異動の有無によって幅があるようです。
他の大企業同様、給与は一般的な薬剤師と同等か少し低い傾向にある様です。
やはり、一般社員は給与の伸びは少し緩めで、管理薬剤師やエリアマネージャーのようなポスト職に就かないと大幅な給与アップは望めないのかもしれません。
但し、調剤だけでなく経営マネジメントなどの事業も展開しており、そのノウハウも学べる環境も近くにありますので、成長意欲がある方には向いている職場かも知れません。



大企業は、年収よりも安定感
こうして見てみると、ここで紹介しました大企業は突出して年収が高いという訳ではありません。一般的な薬剤師の年収と大きくは変わりない、あるいは平均より少し低い傾向にあるのかも知れません。
しかし、当然ですが、どの企業も役職が付いたりするなど上に行けば行くほど年収が大きく跳ね上がることに変わりはありません。

ちなみに、もし年収重視よりも安定重視で働きたいのならば、給与が少し高めだけど経営的に不安定感がある小さな薬局より、少々給与が低くても安定している上場企業を選ぶのも一つの選択肢として有効な手段になるでしょう。

もちろん、上場企業で昇進していって大きな報酬を得られるようにしたい方や、キャリアアップの転職で一気に給与を上げたいなんていう方も上場企業は狙い目かもしれません。大手企業はいずれも積極的な店舗展開をしていますので、どこの企業も有能な人材には高額を払ってでも来てもらいたいでしょうから。

ちなみに業界別の年収が気になる方は、下記コラムも合わせて読んでみて下さい。
薬剤師の業界別年収(薬局、ドラッグストア、病院)






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