薬剤師の転職・求人支援サイト

薬剤師転職navi空白画像今すぐ30秒で完了!無料で登録する
空白画像
新卒薬剤師が陥る初めての職場での罠:薬剤師転職navi


薬局経営者も、実は非常識な人が多い
6年間の長い大学での勉強を終え、薬剤師国家試験にも見事合格したならば、いよいよ薬剤師として社会人デビューを果たす事になります。

これから始まる薬剤師人生の第一歩として、薬剤師の仕事をしっかり身につけていかなければなりません。そして、薬剤師としてどうあるべきなのかなど、学ばなければならない事も沢山あるでしょう。

しかし、薬剤師の仕事を覚えるにしても、その仕事を教えてくれる職場が、オカシイ職場であれば、スキルや経験が身に付くどころか、少し変な、少し曲がった薬剤師になってしまう可能性も十分に考えられます。新卒の時は、特に社会のルールのようなものもあまり熟知していないので、誤った教育を何も知らないまま、気づかないまま受けていることがあります。そういうケースの場合、比較対象が無いので、そのこと自体を疑うこともせず、それが当たり前と信じてしまい、そのままそのことが常識だと誤った認識を持ったまま成長していってしまうことがあります。

気づいた時には「こんな職場で働いていたなんて…。膨大な時間を無駄にしてしまった。」という良くない結末を迎える事になってしまいかねません。(しかし、これは新卒薬剤師が悪い訳ではありません。実は採用する側もそのことが変なことだと気づいていないことも多いのです。)

では、新卒薬剤師が初めての就職で陥ってしまう罠とはいったい何なのでしょうか。



薬科大学では、「働く」ということを学ばない
薬科大学や薬学部では、医学・薬学に関する勉強を当然ですが重点的に行いますよね。
しかし、「労働」という事に関しての勉強はあまりされていないと思います。もし、そのような教育があったとしても薬剤師として習得しなければいけない知識が膨大すぎて、「働く」ことに関する知識やマインドセットは、あまり注力されず、覚えていない事が多いのではないでしょうか。話を聞いた時点ではなんとなく覚えたつもりになっているけど、そのうち忘れてしまうというよくあるやつですね。(これは薬剤師を教育する国の方針なので、ある程度は仕方がないことでしょうし、学生が悪い訳ではありません。しかし、薬学生だけに関わらず、学生全般に対して、労働についての考え方や知識などをもっと教育すべきだと個人的には思っています。)

その結果、初めての就職時に間違ったルールを「これが普通なのだ。これが常識なのだ。」と刷り込まれてしまう場合があるのです。その異変に新卒薬剤師が気づくにはある程度の時間が掛かってしまいますので、経営者側はそれを利用し、「良くない条件や不利な条件で働かせていることを改善しようとは思っていない。」とか、「思うように扱えて好都合」などと、自分に都合よく考えて、決してそのこと是正しようとはしないものなのです。

まさにこれが、新卒薬剤師が陥りやすい初めての「罠」なのです。
こういった間違った知識の刷り込みが、ブラック企業をのさばらせる原因にもなっているので、頭が痛いところです。では、そういった罠の中でよくあるものとは、どんなものがあるのでしょうか?



え、雇用契約書を結んでないの…?
労働者と雇用主が労働契約を結ぶ際に重要な書類があります。
「雇用契約書」と呼ばれるものです。

雇用主が労働者をどういう条件で雇うのかを書面にて明確にしたものであり、雇う側・雇われる側、お互いの意思を確認するものとして、必要な書類です。新卒薬剤師は、そういった労働契約に関することに対して知識が少ないこともあり、この雇用契約書の取り交わしをしないまま雇われてしまうケースがあります。

もし、口約束だけで契約をしてしまった場合、後から勝手に条件を変えられてしまっていたり、聞いていない事を言ったとされてしまったりするかも知れません。雇用契約書の中には、賃金や時間外労働に関する内容も含まれているので、昇給がない・ボーナスがない・残業代が支払われない等の悪条件で働かされる可能性があります。語弊を恐れずに言えば、口約束だけの契約であなたが得をすることは99%ありませんので、これだけは注意してください。

また、雇用契約書の重要性を理解していない場合も多くあり、契約書をよく読まずにサインしてしまう方もいらっしゃいます。明らかにおかしな条件が書かれているのに、読むのが面倒だからといって流し読み、あるいは殆ど読まずにサインしてしまう。サインをしてしまえば、条件に同意したということですので、サインした側が不利になってしまいます。

・初めての就職、転職に関わらず、雇用契約書の取り交わしを行う。
・雇用契約書は熟読し、納得した上でサインを行う。

ここは、必ずしっかりやっておくべき事です。
また、「就業規則」があるかどうかも確認しておくべきことです。



あなたも、気づかぬうちに罰則を受けてしまうかもしれません…
あなたも知っているでしょうが、病院が特定の薬局に行くように誘導し、そのお礼として病院に何かしらのメリットを提供する。そういった癒着行為は規則により禁じられていますよね。

しかし、裏でそういった事をこっそりとやっている薬局はまだ存在しているものです。
もしそういった薬局に新卒薬剤師が就職した場合、勤務しはじめた最初の頃は、「何かおかしい」とか「こんな事をしていいの?」とかを考えるのですが、人には順応性があるものです。

本能的にも対立よりは順応を優先するようになっているので、その環境に慣れてしまい、それが当たり前と感じてしまうようになってしまうものです。さらに先輩薬剤師からの説明や説得なども入ってくると、新卒薬剤師のような立場の低い人間ではなかなか言い返す事も難しいでしょう。そして、その結果、規則違反を平気でやるような職場で働き続けることになってしまうのです。

もし、規則違反が明るみになった場合は保険調剤薬局の取り消しを受けたり、不正に加担していた薬剤師にも罰則が与えられたりすることになります。これでは、薬剤師の経歴に傷がつくことになりかねません。万が一、規則違反の職場に勤めてしまった場合は、毅然とした対応を取る必要があります。(もちろん、これが難しい局面も十分に理解しているつもりなのですが。。)

国家試験に合格して薬剤師になっても、社会人として新卒は未熟なものです。
薬剤師としての成長ももちろんですが、社会人としての知識、労働に関する知識はしっかり蓄えておくべきでしょう。労働基準法を少しくらいはかじっておいた方が良いかも知れません。
http://www.rosei.jp/jinjour/list/series.php?ss=104&bk=category/?sc=2

もし、あなたが毅然とした態度で是正を求めても、会社側が何もしてくれないなら、、、
下記のコラムを参考に読んでください。(この業界は狭いので、もし辞めるとしても、決して、トラブルを起こしてお互いに遺恨を残さないようにしてくださいね。)

スマートに円満退職する方法とは?






転職マニュアル ライフプラン

転職マニュアル 給与について

転職マニュアル 職場について

転職マニュアル 就職・転職・独立

転職マニュアル 退職について

転職マニュアル 業種について

転職マニュアル 業界について

転職マニュアル 働き方について

転職マニュアル 薬学生について



GO TOP↑↑

ホーム採用ご担当者様へ会社概要
利用規約プライバシーポリシーサイトマップ

Copyright © apto co.,ltd. All Rights Reserved.
PC版を見る