デキる薬剤師に見せる、履歴書のコツ:薬剤師転職navi |
履歴書を甘く見てはいけません。
どこかに就職・転職をしようとなった時、必ず必要となるものがありますよね。そう、あなたの今までの経歴や取得資格を記した履歴書です。
薬剤師だから薬剤師免許さえあれば履歴書は必要ないなんて事はありえません。そんな履歴書ですが、一昔前は手書きで仕上げるのが当然というか一般的なものでした。
しかし、技術が進化してきた今ではパソコンを使って綺麗に印字する事も簡単に出来るようになりましたよね。
「履歴書どうしようかな?手書きで何枚も書くのは面倒だし、Excelで作ろうかな。」
と考えている薬剤師さんもいるかも知れません。
では、履歴書は手書きで作成したものが良いのでしょうか。それともExcelなどで綺麗にファイルしたものを渡す方が良いのでしょうか。
手書きは、何を意味するのか?
技術の進歩は著しく、あらゆるものがアナログからデジタルへと移り変わっていますよね。
毎年のように送る年賀状も、手書きで1枚1枚書いている人なんてもう少数派なのではないでしょうか。
データを1つ作ってしまえば、後はプリンターで大量印刷できる。そんなデジタル派の方が大多数だと思います。手間も時間もかからないですしね。
ですが、そういったものに慣れている人が多いからこそ、手書きというのが生きてくるのです。
綺麗に印字された履歴書は見栄えは確かにいいですが、無機質というか温かみというものはまず感じませんよね。採用担当者は出された履歴書はしっかりチェックしているものです。綺麗に印字された履歴書は、もちろん読みやすいのですがインパクトがあるかといえば、ありません。
しかし、手書きは違います。
あなたの人柄を伝える
手書きの履歴書というのは、文字からその人の人柄が見える場合もありますし、デジタルなものが多い昨今では、そういったアナログなものはインパクトが強い傾向にあります。
印字された履歴書は採用者から見ても、「データがあれば大量印刷できるし、あまり時間や労力をかけていない」と見なされやすいですが、手書きの履歴書は、「手間をかけて、1枚1枚履歴書を手書きで書いているのか。」と高評価を得やすいのです。
面接を予定している会社が多くて、全部手書きしている暇はないとか、面倒だとかでも、どうしても転職したい本命の会社には手書きの履歴書を出すのが非常に効果的です。
手書きなら何でもOKではない
手書きが大事であるというのは分かりましたが、手書きしていれば何でも良いという訳ではありません。上で書いたように、「文字」からその人の人柄が分かるものだからです。
特に薬剤師さんは、処方箋監査など仕事柄繊細な能力を要求されますので、几帳面な性格な薬剤師さんは需要が高いです。なのに、履歴書が走り書きのような文字で書かれていたら、それがポジティヴに働かないことは想像に難くないのではないでしょうか。このことは、職業に関係なく言えそうなことではありますが。
例え字を書くのが上手くなくても、丁寧に書き上げるというのは非常に大事な事なのです。丁寧に手書きされた履歴書を担当者が見れば、「この人は、仕事もしっかりやってくれそうだ。」とプラスイメージを持ってくれるのは、説明が要らないのではないでしょうか。案外、こういう些細な部分を採用担当者見ているものです。
技術はどんどん進歩していき、人間はどんどん楽になっていっている訳ですが、たまには労力を使ってみるのも悪くはありません。本命の会社だけでもいいので、手書きで時間をかけてしっかり丁寧に書き上げてみてください。きっと、あなたの本気がその会社には伝わりますので。
また、履歴書には資格を書く欄もありますが、薬剤師さんの場合は履歴書に書けたら有利になるという資格があります。どんな資格が面接で有利に働くのか、それはこちらの記事で説明してありますので、合わせて読んでみて下さい。
参考記事:薬剤師がとるべき資格とは?