薬剤師の通勤時間と幸福度の関係とは?:薬剤師転職navi |
通勤時間のこと、本気で考えたことありますか?
職場に住み込みで働いていない限り、自宅から会社までの通勤時間というものが必ず発生しますよね。徒歩で通勤したり、交通機関を使ったりマイカーだったりと、通勤に使う方法は色々ですが、1日の中で使える時間が消費されます。
あなたは、通勤時間について考えた事はあるでしょうか?
恐らく多くの薬剤師さんは自宅から通いやすい場所への就職を望んでいると思いますので、通勤時間は職場を選ぶ要素の一つでしょう。通勤時間が長ければそれだけ他で使える時間が減ってしまいますし、逆に通勤時間が短ければ自由に使える時間が増えます。通勤時間が1時間の人と30分の人で比べてみると、1日では30分の差です。
しかし、1年で考えてみると…
正社員が大体1年で250日働くとして、250×30=7500分=125時間です。
通勤時間1時間の人は、30分の人と比べて丸5日くらいの時間を余計に通勤に費やしているという計算になります。
こんなに違うと、通勤時間が長いのはすごく損している気分になってきますよね。
海外のデータですが、通勤時間と幸福度に関する調査もあるようです。
通勤時間は人生の幸福度に大きな影響を与えるとの調査結果
http://rocketnews24.com/2014/02/18/413411/
通勤時間を読書などに充てる方もいらっしゃるので、通勤時間も使い方なのかも知れませんが、
通勤時間が短ければ朝もゆっくり準備できますし、やはり仕事が終わったら我が家に早く帰りたいと思いますよね。
通勤時間が増えても、幸福度を下げない為に
通勤時間が増えてしまう理由には、引越し・転職・異動などが主に考えられます。そうやって以前より通勤に時間がかかるようになってしまった場合は、どうしたら良いのでしょうか。
上で書いたように通勤時間を読書等に充てるという方法もありますが、それを毎日続けるのは余程好きな事でない限り難しく感じませんか?バスや電車通勤ならば、周りの目も気になりますし落ち着かないこともありますよね。マイカー通勤ならば、そもそも運転に集中していなければなりません。それだったら家に早く帰って落ち着ける方が嬉しいですね。
長時間の通勤時間は、ストレスの原因にもなります。
ただでさえ仕事でストレスを受けているのに、通勤でストレスを抱えるのは嫌なものでしょう。そこで通勤時間が長いという事を解消するための方法を考えてみたいと思います。
職場か自宅、どちらかのポイントを動かせれば
通勤時間は自宅と職場の移動にかかる時間ですから、自宅か職場のどちらかをもう片方の場所に近づければ良いわけです。引越しに関しては、自己負担がかなり大きなものになるでしょうからあまり得策とは言えないでしょう。そこで、まずは社内異動が可能でないかを考えてみましょう。
自宅からより近い職場に異動する事が出来るのならば、その職場に異動を申し出るのです。異動が受け入れられれば、通勤時間も短縮されより働きやすくなるでしょう。しかし、社内異動は人員の調整等の問題が壁になるので、受け入れられない場合も多々有ります。また規模が大きい多店舗展開の企業でないと、あなたが望む良い異動場所がないかも知れません。社内異動ができない場合は、引越しを考えた方が良いのでしょうか?
それも一つの手段ですが、それだけという事でもありません。
社内異動が難しければ、転職という方法も存在します。
転職と聞くと、「面倒臭い。」と思われるかも知れませんが、そうでもありません。転職自体は、コンサルタントに依頼しておくだけでスムーズに済みますし、条件の合った職場が見つかった時に面接に行くくらいで済みます。
給与面に関しても、薬剤師さんは転職しても給与は変わらないか上がる事の方が多いので、転職によって通勤時間も短くなり、幸福度も上がり、さらに年収が上がる可能性だって高いという一石二鳥な訳です。(今の薬剤師の職場環境では、転職して給与が下がるという事は滅多にありません。)ボーナスに関しては仕方ないかも知れませんが、1回のボーナス分と転職を躊躇することによって失われる時間を考えると、どちらが重いものでしょうか。
通勤時間が1日30分増えると、1年間で10万円分の損失
時は金なりと昔から言われますが、時間をお金で買うことは出来ません。失った時間は取り戻せないということです。通勤時間が30分違うと1年で5日の差が出ると書きましたが、その職場で何年勤め続けますか?もし3年ならば15日、6年ならば30日と差は大きくなってきます。通勤時間の短い人は、その差で生まれた時間を有意義に過ごしているのです。
参考までに自分が貰っている年収を1年間で働いている時間で割って、時給を計算してみてください。通勤時間が長い人は、通勤時間によって、見えないお金を失っているとも言えないでしょうか?
時間の使い方について一度考えてみてはいかがでしょうか?
貴重な時間を通勤時間で潰したら勿体ないとは思いませんか?
もし、希望するエリアに多店舗企業の店舗があったら、まずは焦らずこちらを読んでみて下さい。「選んではいけない、多店舗展開の調剤薬局チェーンの特徴とは?」