薬剤師が東京ではどのように住むのが良いか:薬剤師転職navi |
「住むなら田舎より都会がいいなぁ…。東京で働きたいけれど、東京の家賃は高いって聞くし、どれくらい高いのか気になる。」
人口の都市集中化が進み、過疎地域の過疎化は更に加速していくと予想も出ている様に、都会への進出が盛んになっているのは止まる様子もありません。
過疎化の問題もありますが、今回は都会へ出て働こうと思っている薬剤師さんに向けて、人口集中都市の代表である東京で上手に住む方法を家賃相場も考えながらお話ししたいと思います。
生産年齢人口の割合が最も大きい都市・東京。
それだけ人口が多ければ、薬剤師数もかなりの数がいるのではないでしょうか。
実際、県別の薬剤師数で見てみると東京では人口10万人当たりに200人弱が薬剤師であるという統計データが出ています。
これは人口比でも全国2位である事を示しており、東京都には薬剤師がかなり多いという事になります。
一概には言えないのですが、一般的な職と違って薬剤師の給与はその地域の薬剤数に反比例しやすくなっています。
つまり、薬剤師数が足りなければ給与は高くなり、薬剤師数が飽和していれば安くなる傾向になるのです。
前述の通り、東京都は薬剤師数も人口比率から見ても多いので、そこまで薬剤師の給与が高いとは言えません。
しかし、東京は家賃や物価が高いので、出費を考えると自由に使えるお金が残らないという可能性も出てくる訳ですね。
そこで、東京の家賃相場を知る事で出費を抑えて、趣味や買い物、貯金等に使えるお金を増やしていくのが大事なのです。
では、東京の家賃相場は一体いくらぐらいなのでしょうか?
不動産・住宅情報サイトのHOMESさんのサイトに東京の家賃相場をまとめたものがありました。
(参考リンク:http://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/city/price/)
人口が集中している中央エリアほど家賃は高くなり、郊外に離れていくに従って安くなる傾向にあるのが分かります。
この相場を見てみると、東京だとワンルームでも結構な家賃がかかりますね。
家賃を上手く抑えるには、何を重視するかを選択する必要が出てきます。
職場への通勤時間なのか、自宅での快適性なのか、近隣の発展度なのか等々。
全て良い物をと思うと、どうしても家賃は青天井になってしまいます。
それでは自由に使えるお金も殆ど残らないですよね。
あと、東京で生活するに当たって注意しなければいけないのは、治安です。
東京都の人口が多い以上、それに伴い犯罪発生率も上昇します。
警視庁が犯罪情報マップというものを公開しているので、それを参考にしてみてもいいでしょう。
(犯罪情報マップ:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/annai/map_annai.htm)
家賃を抑えようと郊外を選択したら治安が悪かったなんて事もあるかも知れません。
とは言っても、初めて東京に住む人がこのマップを見ただけで治安の善し悪しを全て把握できるか分かりませんので、参考程度にとどめて不動産屋に確認を取るのが良いでしょう。
まとめとして
不動産に行く前に、あなたが自宅を決めるのに何を重視しているのか考える。
・家賃を安く抑えたい。
・通勤時間を出来るだけ短くしたい。
・バストイレ別なところが良い。
・ペット可なところが良い。
・近くにコンビニ・スーパーがあり利便性が高い。
・治安が良い。
重視する項目を不動産で伝えれば、あなたに合った物件を紹介してもらえる事でしょう。
重視する項目が多い程家賃は高くなってきます。
家賃を抑えて上手に暮らすには、いくらかの犠牲も必要になってくるという訳ですね。