| 薬剤師の給料体系、良いのは年俸制？月給制？：薬剤師転職navi |
知らないだけで、数十万損することも…
「求人を見たら月給制と年俸制の会社があるけれど、一体どっちの方が良いのだろうか？」
仕事をしたらそれに応じた報酬が支払われる訳ですが、その報酬が支払われる方法には大きく2種類存在します。
月単位で給料を決定し支払われる月給制と、年単位で給料を決定し支払われる年俸制です。
どちらも月毎に給料が支払われる事には変わりはないのですが、査定期間が違います。月給制なら年途中でも業績や仕事ぶりの評価で給料が上下する場合もありますが、年俸制は基本的に年間の給料は変動しません。
そう考えると年俸制は安定した収入が期待できるので、月給制より年俸制を採用している会社の方が良いように思えてきますよね。しかし、年俸制の会社には落とし穴が潜んでいるケースもあるのです。
年俸制の場合、手当ての扱いはどうなる？
年俸制の場合でも、残業をした場合はそれに応じた残業手当が支給されなくてはいけません。
しかし、支給されないケースもあるのです。それは、給料の支給条件に『年俸の中には月◯◯時間の残業手当を含む』等と書かれているケースです。この場合は、既に残業手当を給料に組み込んでいるという事になるので、残業手当は別途支払われません。もちろん、条件以上の残業時間が発生した場合はこの限りではありませんが。
もし、あなたが年俸制の会社で働いていてこういった条件だった場合、
・残業手当を抜いた年俸を計算してみてはどうでしょうか？
・年収がすごく減ったなんて事はありませんか？
また家族手当や通勤手当が年俸の中に含まれているケースもあります。
年俸制で高めの金額を提示しておいて、実際は残業手当や諸手当が含まれているせいで高かったというケースはよくあります。また悪質な会社では、支給条件に何も明記せずに「うちは年俸制を採用しているから、残業代は出ないよ。」と言ってくる会社もあるのです。年俸制での残業手当の扱いを知らない方が、「年俸制って残業手当は出ないんだ。」と騙されてしまうケースもよくあるので、注意して下さい。
では、年俸制の会社は良くないのか？
月給制は、年途中でも会社の業績が上がったり、あなたの働きが認められたりすれば支払われる給料が上がる可能性があります。これから伸びるだろうと思える会社や、あなたの働きで変えられるというのであれば月給制でバリバリ働くのもありでしょう。業績が上がればその分賞与として支払われる分も増えますので、当初よりも収入が増えたという薬剤師さんもいらっしゃいます。
ただし、その逆もあるという事も認識しておくべきでしょう。
業績が悪化すれば、月給は下がらないものの賞与として支払われる分が少なくなってしまうケースがあります。ブランクからの復帰で力を発揮できるか心配というのであれば、契約更改まで1年かかる年俸制より、仕事に順応してきたら給料を上げてもらえる月給制の方が良いかも知れません。
月給制の良さは？
月給制は、年途中でも会社の業績が上がったり、あなたの働きが認められたりすれば支払われる給料が上がる可能性があります。これから伸びるだろうと思える会社や、あなたの働きで変えられるというのであれば月給制でバリバリ働くのもありでしょう。業績が上がればその分賞与として支払われる分も増えますので、当初よりも収入が増えたという薬剤師さんもいらっしゃいます。
ただし、その逆もあるという事も認識しておくべきでしょう。
業績が悪化すれば、月給は下がらないものの賞与として支払われる分が少なくなってしまうケースがあります。ブランクからの復帰で力を発揮できるか心配というのであれば、契約更改まで1年かかる年俸制より、仕事に順応してきたら給料を上げてもらえる月給制の方が良いかも知れません。
支給条件は、必ずよく確認してください。
月給制も年俸制のどちらも良いところ、悪いところはあります。
どちらの条件の方が働きやすいかは、あなたの働き方や意欲などにも関する事ですので明言するのは難しいです。しかし、どちらの働き方にせよ給料の支給条件はしっかり確認しておかなければなりません。チェックもせずに入社してしまい、後から気づいてももう遅いのです。
募集要項をよく読み、また面接時には自分かコンサルタント経由でもしっかり聞いておいてください。またコンサルタントも利用しておけば、二重の目線でチェックすることもできます。薬剤師さんでいう処方監査のようなものと思ってもらえれば、イメージが近いかもしれません。
ダブルチェックというのはやはり大事なものです。
自分にとって、どっちの給料体系が向いているか分からない方は、ぜひ一度相談してください。
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