| 親が転職に反対の場合、どのように説得するべきか？：薬剤師転職navi |
今勤めている会社に不満があるから転職をしようと思っているけど、両親に話してみたら反対された。
「自分の人生だし働く会社くらいは自分で選んでいきたい、でも両親といがみ合ってまで転職するのはちょっと嫌だ…。」
両親や家族からの転職の反対を受けて、折角決めておいた転職を先延ばしにしてしまったり諦めてしまったりしていないでしょうか？
退職するその日まで何十年も同じ会社で働き続ける。
会社への忠義を尽くす様な一種の美徳が存在する中で働いて来た世代のお父さんお母さん達は、転職について否定的な発言をする事がままあります。
確かに長年同じ会社で働き続ければ、退職金の支給額も多くなりますし長年の働きに対して功労賞などが出る場合もあるでしょう。
しかし、今はそういう時代とはもう違いますし、転職はよくある事です。
ことさら薬剤師となれば、転職するのはマイナスではなくプラスに働く事が多いでしょう。
同じ薬局で働いていても、受ける処方箋の科目数が大きく変わる事はあまりありません。
処方箋を受けている科の分野での知識は蓄積されても、受けていない他の科の知識は成長できない。
転職はそういったスキルアップの為の手段でもあるからです。
そこで、両親に反対された場合はどのように説得していけば良いのか？
まずは何故両親が転職に反対するのかを確認しましょう。
あなたの両親から見れば、いつまで経ってもあなたは自分の子供です。
あなたの事を大切に思っているから反対しているだけで、
別にあなたに嫌がらせをしようとして反対しているのではないのです。
その上で、反対理由に対する答えを用意しましょう。
転職したら給料が下がると思っている親御さんもいるようですが、薬剤師の場合は逆に給料が上がったり変わらなかったりする事が殆どです。
安定志向を理由に反対されているようだったら、給与面の心配はいらないという説明をするのが良いでしょう。
また上に書いた様にスキルアップの為の転職は、薬剤師間では日常茶飯事の事です。
こういった理由も両親を説得するのに効果的であると言えます。
あなたが転職する事で何をしたいのか、そういった事も話してみましょう。
あなたの転職に関する熱意や自信があれば、きっと両親は納得してくれるはずです。
『2週間後に辞めたい…て?も会社規程は3ヶ月前…そんな時て?も円満に辞める方法とは？』でも
書いた様に、お互い話し合いをする事は非常に大事な事です。
それに、多くの親は最初は反対していても、一生懸命説得し話し合う事で最終的には転職を応援してくれるようになってくれます。
反対を押し切って転職をしては、両親とぎくしゃくした関係になりかねません。
会社は転職してしまえば、最悪の場合は関係を絶つ事も可能ですが両親は簡単に関係を絶つ事なんて出来ないですよね。
いがみ合って転職するような事は止めましょう。
ただ説得の際に注意したい事もあります。
これは、話し合いをするべきと言っているのであって、口論をするのではないという事。
反対されたからとあなたがヒートアップしてしまっては、両親まで熱くなってしまい収拾がつかなくなってしまいます。
落ち着いて話し合い、両親に転職に対する安心感を与え転職に移っていきましょう。
何度も真剣に伝える事で、両親の心を動かす事ができるのです。
