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多忙で、薬歴を書いてる時間がありません…:薬剤師転職navi


薬歴、ちゃんと処理できていますか?
今年の初頭に、くすりの福太郎が薬歴未記載だったにも関わらず不正に報酬をもらっていたという事が発覚し薬剤師業界を震撼させました。
その後もハックドラッグでも同様の事が見つかった訳ですが、大手のチェーン薬局でこういった事件が見つかるということは、もっと規模の小さな薬局でも薬歴が書けていないところがあるように思えてきます。
薬歴を書いていない薬局については、過去の記事でも取り上げています。
(参考記事:薬局の薬歴未記載・未記入問題

あなたの薬局ではどうでしょうか?
薬歴の記載は滞りなく済ませることが出来ていますか?
毎日少しずつ薬歴が溜まって、業務時間内に処理することができなくなってしまっているということはないでしょうか。
「薬歴を書きたいけれど、忙しくて手が回らなくてどうしたらいいのか…」
もし、あなたが薬歴を書く時間がなくて困っているならば、福太郎事件の様に事が大きくなってしまう前に、しっかりと対処をしましょう。



薬歴を書けるようにする為に
まず、薬歴を書く事ができないのが薬局全体なのか個人なのかが問題となります。
もし、あなたが忙しさで薬歴を書けないのに、他の薬剤師が薬歴を書く事ができているのならば…
仕事の分配を見直す必要があるでしょう。
最近の薬局は電子薬歴を採用しているところがほとんどですが、タイピング能力というのは得意な人とそうではない人で大きな差がついてしまいます。
また、単にあなたが服薬指導を請け負いすぎて、書かなければいけない薬歴が増えてしまっているのかも知れません。
それならば、服薬指導の回数が少ない薬剤師にもっと服薬指導を請け負ってもらうべきでしょう。
特に派遣社員の場合は投薬がメインとなり、報酬が高いので残業させずに時間がきたら帰らせるという事から、薬歴を残して帰ってしまう場合があります。
派遣社員の薬歴が残ってしまっているのならば、その事も考えながら仕事の配分をするべきでしょう。

薬局内の仕事の再分配で薬歴の処理が遂行できるのであれば、薬局の責任者である管理薬剤師に相談しましょう。
薬局内でうまくバランスを取れるようになれば、薬歴も書けるようになるはずです。

次に、薬歴を業務時間内に処理することができない原因の大きなものとして、人員不足が挙げられます。
処方箋枚数40枚につき薬剤師1人を配置するのが基本となっています。
しかし、例えその基準をクリアしていても薬が沢山出ている、いわゆる重い処方箋を多数受けている薬局もあると思います。
その場合は、調剤や服薬指導に時間を割かれてしまいますので、薬歴を書く時間が失われてしまう事になります。
人員不足の問題を解決するには、人員を補充するしかありません。

そして、人員を補充する権利を持っている人物はといえば…
薬局の経営者です。
直接経営者に直談判するよりは、管理薬剤師を通して相談したほうがもちろん良いでしょう。

薬歴未記載問題が大きくクローズアップされてしまった今では、同じ轍を踏まないよう対処してくれる経営者がほとんどだと思います。
正社員を採用しなくても、薬歴を書く時間を作る事が出来ればいいのでパートを数日雇い入れるだけでもかなり変わってくるはずです。
人員不足が原因と思われる場合は、経営者に相談してみましょう。

しかし、こういった問題が起こっている中でも対処してくれない経営者もいるのです…



経営者が動かないパターンの場合は
経営者に相談しても、人員を増やしてくれず
「書けないのは能力が足らないからだ。業務時間少しオーバーしてもしっかり仕上げろ。」
と反論してくる経営者も中にはいます。

こんな話もあります。
まだ紙薬歴が主流で、個人情報保護法案も成立していなかった頃、とある薬局で働いていた薬剤師さんに聞いた話です。
その薬局は1日処方箋を250枚程度応需しているのに、配置している薬剤師数は4?5人でした。
明らかに処方箋に対し薬剤師数が足りていない事が分かりますが、当然1日仕事が終わってみれば薬歴の山がどんと出来ている訳です。
業務時間内に書ききれなかった薬歴をどうしていたと思いますか?

薬局で薬歴を書いていては残業が発生してしまうので、宿題と称して紙薬歴を自宅に持ち帰り、自宅で薬歴を書いて来させていたのです。
もう完全にアウトですよね。

現在は電子薬歴が主流ですし個人情報保護法案もありますので、持ち帰ってやるという事はまずあり得ないでしょうが、業務時間外にサービス残業で薬歴を書かせている薬局があります。
当然、これもアウトです。

こういった風な悪質な経営をしている薬局で働いているのならば、即刻転職を考えるべきでしょう。
必要ならば内部告発もするべきです。
業務時間外の薬歴処理を強要されるのを我慢して働いていくのは、逆にブラック薬局を増長させてしまう原因となってしまいます。

「経営者が動いてくれない。これはもうダメだ。」
そう感じたならば転職コンサルタントにご相談ください。

あなたの薬局の問題を詳しく聞き、転職をするべきかそうでないか、あなたが行動すべき選択肢を提示してあげる事ができるでしょう。
悩んで我慢して、薬歴の処理を頑張る必要は全くありません。
管理薬剤師、経営者に相談とステップを踏んで、それでもダメならば転職コンサルタントを頼ってください。






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