2015年:薬剤師の紹介会社のトラブルのまとめ:薬剤師転職navi |
紹介会社は山ほど存在している…
キャリアカウンセラーを抱える紹介会社はネットで検索をかけるだけでいくつも出てきます。
それは薬剤師専門の紹介会社だけでも随分な数が存在しています。
そんな多数存在する紹介会社ですが、全ての紹介会社が同じ質の仕事をしている訳ではなく、優良な紹介会社と悪質な紹介会社があります。
悪質な紹介会社に引っかかってしまうと、自分の希望する求人とは全く異なる求人を紹介されて転職が上手くいかなかったり、募集していないが求人だけ出している、いわゆるカラ求人を見せられて話が進まなかったりという事になりかねません。
こんな目に遭わないように、優良な紹介会社を選びたいですよね。
では、優良な紹介会社ってどういったものでしょう。
「大手の紹介会社を選んでおけば間違いないんじゃないの。」
そう思ってはいませんか?
大手の紹介会社ならば安心できるというのは実は間違いです。
大手の紹介会社でも、横暴と言える行動を取ってくることがあるのです。
最近、薬剤師さんから聞いた、大手紹介会社の横暴とは?
大手の紹介会社を利用した薬剤師さんがトラブルになったのは、内定通知に関することです。
この薬剤師さんをAさんとしますが、
Aさんはある大手の薬剤師転職紹介会社に登録していました。
ある日、その紹介会社から1件の求人を紹介され面接にいきました。
その紹介会社の転職コンサルタントも同行し、面接は特に問題もなく終わりました。
面接から1週間ほど経った日の事、紹介会社から内定通知のメールが来ていたのです。
その会社も良さそうだったのですが、待遇面で少し不満があったのでAさんは辞退しようと思い、
その内定通知のメールを『辞退します』という内容で返信しました。
それから数日経ったのですが、内定を辞退したはずの会社からの入社承諾書が送られてきたのです。
Aさんは「辞退したはずなのに」と驚きました。
すぐに紹介会社に連絡を入れたのですが、担当のコンサルタントは
「内定通知のメールの返信頂いたので、手続きは進めておきました。先方もお待ちですから、サインしたら書面をお送りください。」と言ってきたのです。
Aさんはメールで辞退した事を伝えたのですが、担当者は
「メールよく読みましたか?メールに返信した場合は、入職意思の承諾と書いていますよ。」と言ってきたのです。
Aさんは、送られてきた内定通知のメールを読み返してみました。
すると、メールの最後の一文に『本メールに返信すると、入職意思の承諾となります』と書いてあったのです。
書面にサインした上でないと入社の義務はありませんので、結局Aさんは内定を受けたその会社には入社しなかったのですが、入社してくれると思っていた会社とトラブルになってしまいました。
紹介会社もその時は助け舟に入ってくれず、大変だったそうです。
大手の紹介会社も、こういった横暴と言えるやり方を行う場合があるのです。
キャリアカウンセラーの質を見極める
大手の紹介会社だから、そういった事が起こるという訳ではありません。
大手の薬剤師転職紹介会社も優良なところはありますし、実績も豊富です。
しかし、それはキャリアカウンセラーの実力が関係しているのです。
大手の会社になれば抱える転職コンサルタントも多いでしょう。
しかし、その実力が全員同じという訳ではありません。
優秀なコンサルタントもいれば、ダメなコンサルタントもいるのです。
さらに大手の紹介会社は、登録者(相談者)も多いものです。
登録者が多いと、キャリアカウンセラーにかかる負担も大きくなっていきます。
優秀なキャリアカウンセラーは仕事をどんどんこなしていきますが、ダメなキャリアカウンセラーは手が回らなくなってきます。
実績の作れないキャリアカウンセラーは、登録者をさっさと内定まで済ませてしまおうと考えるので、そういった横暴な手段を取る場合があるのです。
紹介会社を選ぶ際に、大事なのは会社の規模ではなくキャリアカウンセラーの質なのです。
あなたの為に親身になってくれるキャリアカウンセラーを選びましょう。