薬剤師の採用面接で失敗する人の5つの特徴:薬剤師転職navi |
面接の重要性とは?
薬剤師不足と言われていた頃は、面接でも余程おかしな受け答えをしない限りは薬剤師免許を持っているという事が重視され、面接の重要性はそれほど高くありませんでした。
その傾向は一部の薬剤師不足の地域ではそこまで変わっていない場合もありますが、それでも薬剤師を取り巻く環境が目まぐるしく変化している現在では大きく変わってきています。
かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師が今後中心になる事から、会社が薬剤師数を確保するという考えから質の良い薬剤師を揃える、見込みのある薬剤師を育てていくという考えになったという事でしょう。
その為に、面接ではその人の人間性を見抜く為に面接官は目を光らせ耳を澄ましてあなたの事を観察しています。
面接で失敗しない為にも、失敗した人の事例を知っておく事は大事です。
面接で失敗してしまう人に5つの特徴があるのですが、それは一体何でしょうか?
面接で失敗してしまう人の5つの特徴
①受ける会社のHPすら調べていない。
今の世はインターネットが普及しているので、余程小さな薬局という事でない限りは自社HPを開設している薬局がほとんどです。
HPには薬局の活動内容や理念などが書かれていて、その薬局にどういった目標があるのかを計り知れます。
また薬局の特色を知る事も出来るでしょう。
しかし、面接を受ける会社のHPも見ずに面接に臨む人がいます。
そして、会社の理念とそぐわない受け答えになってしまい失敗してしまうのです。
会社に対する質問が出た時にも最適解を答える事が出来ません。
面接官からは、「HPを見るのに時間はそんなにかからないのに、そういった手間も惜しむのか。」という風に見られてしまうのです。
もし受ける会社が決まったら、必ずHPがあるかどうか確認し、HPがあった場合は会社の理念や活動内容などはしっかり把握しておきましょう。
②余計なことをしゃべりすぎ
面接の際は基本的に、面接官からの質問に対し答えていくという流れです。
しかし、自己アピールをしたいと思うあまりかやたらとしゃべる人がいます。
よくしゃべる人が悪いという訳ではありませんが、しゃべりすぎるあまり余計なことまで口走ってしまう事があるのです。
面接官はしっかり耳を聞き澄ましていますので、失言は大きなマイナスポイントになります。
いわゆる口は災いの元という訳です。
面接官の質問にはしっかり答えるべきですが、余計な事までしゃべりすぎないよう慎んでおきましょう。
③面接時の態度が悪い
これは面接云々というよりは、人間的にダメなパターンと言えるでしょう。
薬剤師というのは患者さんに医療を提供する仕事ですが、人と人の関わり合いのいわゆるサービス業にも当たります。
それなのに、面接の時点で態度が悪いのであれば会社も雇おうとは思いません。
問題児を入社させて患者さんからクレーム受けるのは避けたいですからね。
面接時は嫌な質問が来ても露骨に嫌な顔をせず、笑顔で受けるようにしましょう。
④条件ばかりに固執
採用されるならば、より良い条件で採用されたい。
それは誰しも望んでいる事です。
しかし、条件ばかりに固執していくのは良くありません。
会社側としても何でもハイハイと要求を呑む訳にはいきませんので、一定のラインは決めています。
ある程度条件にこだわるのは良いですが、やりすぎないよう注意しましょう。
また、転職コンサルタントが同伴しているのであれば、彼らに交渉を任せるのが最もスムーズにいくでしょう。
どうしても条件が折り合わないときは、潔く諦めるか別の会社を探してみるというのも手です。
⑤自分のメリットばかり考えている
条件にこだわる人はこの傾向も強いのですが、自分のメリットばかり考えるのはよくありません。
そういった自分本位の考えは面接官に見抜かれてしまいます。
自分のメリットばかり考える人は、仕事上でも同じような考えを持つ可能性があります。
薬剤師という仕事は、患者さんへより良い医療を受けてもらう、患者さんへメリットを与える仕事です。それ故に、自分本位の人はその働きが期待できない可能性があるからです。
メリットは受けられれば受けられるほど良いですが、あまり過度にメリットを追求するのは避けておきましょう。
面接をスムーズにし、プラス評価を得る為には?
面接の基本的なイロハはあるものの、いざ実践となると緊張もあり失敗してしまう場合もあります。そういった時に頼りになるのが転職コンサルタントです。
付き添いが一人いるだけで緊張感もほぐれますし、フォローを期待する事もできます。
また面接のシミュレーションもできるので、ある程度の予測が取れるのです。
面接で失敗したくないと思うのであれば、キャリアカウンセラーを賢く利用しましょう。