薬剤師の採用ニーズは、現時点ではまだたくさんあります。薬剤師が足りていない状態だということです。ですから、薬局も積極的に採用したり、条件をよくしたりして人を集めているのです。しかし、今後は薬剤師の転職は少しずつ厳しくなると思われます。薬剤師の資格取得者が増加する一方、必要とされる薬剤師の数はあまり増えないだろうとの見通しです。できるだけ早く正社員として安定した職に就く方が、よい条件や希望の環境で働ける可能性が高いのです。
薬剤師を採用しようとする薬局も、正社員雇用に力を入れる傾向があります。一度採用した薬剤師の方を、じっくり育てて、長く働いてもらおうという考え方です。正社員が増えるとともに、パートタイマーの求人は減っていきます。「午前中だけ勤務」「扶養範囲内での勤務」などの条件に応じてくれる薬局は、とても少ないのが現状です。
どうしてもパートタイマーとしての転職を希望する場合、条件を下げる必要もあります。たとえば通勤圏を広げる。「家から歩いていける範囲」ではなく、「片道1時間以内」でもいいとするなど、いずれかの条件で妥協すれば、いい転職先がみつかる可能性が、グッとアップします。
長い時間働くことができるなら、無理のない範囲で、できるだけ長く働くようにしましょう。週3回フルタイムで働く、1日5~6時間働くなどの働き方ができる場合は、時間の短いパートタイマーの仕事を探すよりは、ずっと探しやすくなります。
いずれにしても、薬剤師の方の転職はできるだけ早く動き始めるのが大切です。少しでもいい条件での転職を狙うならスピードと情報収集力が重要です。思い通りの転職を実現するために、薬剤師転職naviのコンサルタントにご相談ください。あなたの理想とする働き方や、条件にマッチした幸せな転職を叶えるため、サポートやアドバイスをさせていただきます。