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ブラック企業の実態 薬剤師業界

転職ノウハウ

2015.7.15(tue)

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どうも!このブログを担当しておりますコンサルタントの三好です。今回は 『ブラック企業の実態』 という事でブログを書かせて頂きます。

私自身、周りから見れば 『ブラック企業』 と言われる会社で何年も働いていたことがあります。(一社ではありません)

ブラック企業について

私が経験したことは

  • 営業職の唯一の先輩が私の入社後1ヶ月で会社を突発的に退職をして、営業は私1人になってしまった。
  • 会社全体で月に2人のペースで入社してきても、平均で月に1.5人は辞めている。
  • 普段は23時までは仕事をしている。たまに用事で21時に退社すると社長から咎められる。
  • (朝は遅くて9時、早いと6時には仕事していました)
  • 土日も出勤を強制される (勿論無給です)
  • 役職が上がっても給与はそのまま (主任・リーダー・エリアマネージャー)
  • 営業の歩合給が知らないうちに変更されている(勿論、減額の方に)
  • 業績不振になり、社会保険を切られる。 (国民健康保険に切り替えになりました)
  • 給料の遅延 (社長の代わりに従業員へ遅延理由の説明もしました)
  • 社長の使途不明金が多すぎる
  • 会社の仕事をしていない社長の彼女が誰よりも高給取り (彼女のタイムカードも押してました)

今考えると、何故すぐに辞めなかったのか?と思いますが、働いていた当時は 『そんなものだろう』 と思っておりました。20代の頃は建築現場の職人や自営業で働いていた事もあり、 労働時間が長くてもさほど苦痛ではありませんでしたし、何より私の上司は取締役の3人しかおらず、 『世の中にはもっと働いている人がいる』 『不景気だから他に働き口無いよ』 などと洗脳されておりました。そして、何よりも一緒に働いている同僚達は異常なほど仲が良く、最低でも週に3回は朝まで飲んでいました。明らかに 『この会社はおかしい』 と思っても一緒に働いている仲間との関係が良い為、我慢して働いていました。 今では、 『あの経験があったから色々な事を自分で調べて覚える事が出来たんだな』 と前向きに考えています。

薬剤師から聞くブラック企業とは

前置きが長くなってしまいましたが、ご登録頂いた薬剤師の方から色々なお話を伺います。
今回はご登録者様から伺った内容を公表させて頂き、皆様の転職活動の参考にして頂ければと思います。ご注意頂きたい点は『実際にある会社』という事です。ご登録者の方が経験された事はこんな感じです。

  • 無資格者が調剤・監査・投薬まで行っている(調剤印を無断で使用)
  • 朝7:00~23:00まで勤務(一人薬剤師)
  • 基準薬局に満たない品目数の為、厚生局には水増しした医薬品リストを提出している
  • 定時にタイムカードを押し、閉店までサービス残業
  • サービス休日出勤をさせられる
  • 他店舗に応援に行ったが、事務員もいない一人薬剤師の店舗だった
  • 体調を崩し休んだが、欠勤扱いになり有給にしてもらえなかった(用事があっても有給は使用できない)
  • 調剤報酬を不正請求している
  • 厚生局に届けられている常勤薬剤師人数と実際の常勤薬剤師人数が違う
  • 数ヶ月単位で転居を伴う人事異動がある
  • 管理薬剤師がいつも薬局にいない

上記のことを、実際に経験された薬剤師の方がいらっしゃいます。

ご転職をお考えの多くの方が 『給与』 『勤務地』 『薬局の雰囲気』 を重視しており、実は一番重要な 『まともな会社』 なのかを確認されません。 おそらく 『変な会社なんて、この業界には無いだろう』 『紹介会社を使っているから安心だ』 と思われているのでしょう。 実は、上記の内容を話してくれたご登録者の方々全員が、新卒で入社した会社ではなく紹介会社から紹介を受けて入社した会社なんです。 上記のような会社の実情を知らないコンサルタントもいますし、知っていても売上げの為に隠すコンサルタントもいます。

コンサルタント選びの重要性

以前のブログでもお話しましたが、会ったこともない、まして電話で数分程度、希望を伝えただけのコンサルタントを100%信用してはいけません。 子供の頃に 『知らない人について行っちゃダメ』 と言われましたよね?それと一緒です。まず、本当に信用出来るコンサルタントなのか?それを見極める事が転職活動において、あなたが行わなければならない最重要ミッションです。コンサルタントの見極め方は私なりに考えこちらに書かせて頂いております。

薬剤師のためのブログ: 転職に失敗する薬剤師の特徴

転職という巨大迷路で迷子になり不安で心細いのは解ります。しかし、だからこそ、本当のゴールをあなたの身になって一緒に探してくれる人を見つけなくてはいけないと思います。冒頭でお話した私の経験ですが、当時の私には一緒にゴールを探してくれる人いませんでした。
このブログを読んで頂いている方が、どうか不幸な転職をなさらないよう祈っております。 (勿論、私にご相談頂いても構いません。その時は、しっかりと私を見極めてくださいね。)

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